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2023/03/22

『四つの悪夢 (Thee Wreckers Tetralogy)』
新潟国際アニメーション映画祭にて境界賞を受賞

「四つの悪夢(原題:Thee Wreckers Tetralogy)」が新潟国際アニメーション映画祭 長編部門(コンペティション)において、境界賞(Evolve Award)を受賞しました。
本作はフランスではドキュメンタリーと合わせた形で上映されています。日本では果たして...

Thee Wreckers Tetralogy

Thee Wreckers Tetralogy

オランダの芸術家、音楽家、映像監督ROSTOによる悪夢の4部作。
ROSTOは1999年から”Mind My Gap”プロジェクトを開始し、漫画+音楽からなるそれは2014年まで15年間にわたる壮大なアート・プロジェクトとなった。

並行してROSTOは”Mind My Gap“の映像化に取り組み、
2008年 No Place Like Home
2013年 Lonely Bones
2015年 Splintertime
2018年 Reruns
を完成させる。
そして2019年50歳の若さで亡くなった。

4人の男、1つのバンド。4つの物語、1つの映画: Thee Wreckers Tetralogy。音楽が夢を生かし、記憶、幻想、犠牲をよみがえらせながら、どこにも行かないバンド。老若男女、不老不死の音楽精神に続くロックンロール ファンタジア。

本作は彼の友人であり、オスカー受賞作品を手掛ける仏のアニメーション制作会社Autour de minutを率いるニコラス・シュミアキンによってまとめられ、ROSTOのかつてのバンドであり、”Mind My Gap”でも重要なモチーフとなっているThee Wreckersのドキュメンタリー『Everything is Different,nothing has changed』との組み合わせで2021年コロナ禍のフランス他で公開され、ROSTOの展覧会とともに大きな話題となった。

ROSTO